沿革
代表 湊屋恵子よりご挨拶
- はじめまして。代表 湊屋恵子と申します。
たくさんの美容院の中で、当店WEBへお越しくださり、ありがとうございます。
当店は昭和12年、
祖母である創業者室橋シズエが暖簾分けしていただいて、見附市に池田屋美容院を設立しました。戦争未亡人となった祖母は、それこそ寝る間を惜しんで必死で二人の娘を育てるために働きました。女性が生きていくのに手に職を持ち、生活するためにスタートした美容院でした。
住み込みのお弟子さん達と寝食を共にし、まだ数少ない美容院にはお客様が押し寄せたそうです。電気パーマからパーマネントと新しい技術をどんどん取り入れた祖母は、東京伏見や三条市、長岡市にも店舗を増やして行きました。
その後、母が二代目として継ぎ、高度成長期の「ガチャ万」と言われた好景気の見附市にて、3店舗まで拡大させて行きます。お弟子さんも独立し、見附市内で現在も活躍され、なにより嬉しいこと。母は、育てることに重点を置いてきました。そして、悩みも多かったことでしょう。独立するまで成長した従業員の活躍を喜ぶ一方、同市内に次々出店していくことで池田屋美容院も守りながら、三代目へつないでいくことも経営者として考え続けていかなかればならなかったのですから。
三代目の私は祖母と母の生き方をそばで見てきて、この池田屋美容院を守るということよりも、自分に出来ることは何だろうか?と常に考えています。二人の尊敬する女性のやってきたことを受け継ぎ、次の世代へつないでいく。美容師や女性の地位向上!なんて言うとカッコいいですが、自分が好きな仕事が出来て、その対価が受け取れる。お客様が喜んで足を運べる、いつでもそこにある安心、幾つになっても輝く女性のキレイの味方でありたい、そんな風に考えています。
祖母がそうであったように、女性が集える場であって良いし、家庭や職場のグチをこぼしてスッキリ出来る場かもしれない。創業から80年、いつでもそこにある日常。そんな女性達の応援団でありたいと願っています。
みなさまのお越しを心よりお待ちしております。